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小説をもっと書きたいっていうのに時間がありませんorz
でもちゃっかしバツティ完成しましたw←

この二、三日で王/國/心のマンガを買い漁ってます!
鎖記憶(←)以外で見つけたのは買ってきましたw
本屋に売ってなくて気づいたら現金で買ってました(笑)
図書カードで買う予定だったのに←

近々絵茶を開催したいと思います!
時間さえできれば…!部屋は借りれたのでw
希望としては今度の週末どちらかの昼間に…!
DF/Fで語れれば嬉しいですw
クジャジタ・うぼのば・スコティ・バツティ大歓迎ですww

…まず宿題とかを終わらせてから落ち着きます←
開催できたときはぜひおつきあいくださいww

では、続きからかなり黒いバツティです。
ほんのちょっとですがえろんぬな気がします←
苦手な方はご注意を!








いつかの大戦。
カオス神殿の一室で、バッツは微笑む。
その視線の先には、拘束された太陽。
「そんなにビビんなって。みんなにはさよならしたろ?」
そう。
夜中にティーダだけさらって、連れてきた。
他のコスモスの駒はそれぞれ相手とやりあってるはずさ。
立ち上がってティーダに近づくと、彼は弾かれたように後ずさる。
そのとき、鉄製の鎖が重い音を立てた。
当たり前だ。
いわばそれはオレの愛。
もうオレ以外はずすことはできない。
「やだ…バッツ…!」
殺されるとでも思っているのか、彼の顔は恐怖一色。
そんなつもりは全然ないけど、オレの気持ちは上向きになる。
何故って、そんな表情が素敵だから。
もう秩序なんての、終りにしよう。
お前は混沌に落としてやるよ。オレの手で。
「ティーダ」
思ったより細い体は、縛られてるからもちろんだけど、抵抗できずにオレに組み敷かれる。
こうして触れるのは初めて。
今までは何度も雨がオレの視界を遮って邪魔をした。
だから、ずっと恋しかった。
自分が混沌に染まっても求め、手に入れたかった。
誰かになんて渡したくない。
何度も忘れて、記憶しない奴になんか、特に。
オレの指が綺麗なティーダの首筋を這う。
「――っ!!」
すると、彼の体は跳ねる。
その反応を楽しもうとすると、すぐにティーダが暴れだした。
逃げ出したいのか?
到底叶わない願いだって。
「オレがティーダのこと好きなの、ずっと知ってたろ?」
尋ねると、彼はきまって目線をそらす。
それはずっと前の大戦から彼がオレの気持ちを知っているから。
それでも彼はいつもあの憎い雨を選ぶ。
オレは何度もそれを見て、でも彼の幸せを願って黙ってきた。
でもそれももう終わりだ。
どうせ大戦が終われば雨の記憶は全てなくなるし、その度にティーダは辛い思いをする。
それならオレの想いを受け止めて。
その全身で。
「そうだ。…結ばれないとな」
いい加減。
もうオレに躊躇はないさ。
恋い焦がれ求め続けた太陽。
それがいま目の前に、手に入る距離にいるんだから。
でも、ただ結ばれるんじゃ楽しくない。
どうせならば、オレたちに降る雨を永遠に止ませてその瞬間を目に焼き付けて壊れた心にオレが介入してオレに縋らせてオレのことしか考えられなくしてやろう。
その方がいい。
デジョンで作り上げたオレの重い愛が弾ける。
手足の自由になったティーダは、一目散に部屋の出口へと走る。
ドアノブを回すが、扉は開かなかった。
これも当たり前。
だって、オレの愛は鎖だけじゃない。
ティーダを取り囲む全てが、今やオレだけの愛。
「逃げられないさ」
扉に両手をつく彼に、背中側から覆いかぶさるように抱きつく。
体はやはり反応して跳ねる。
首筋をオレの舌が這えば、その震えは大きくなって。
愛しさも、さらに大きくなる。
「バッツ…」
愛しい彼の唇が、オレの名前を紡ぐ。
それだけで嬉しい。
どうして彼の声はオレだけのためにあるんじゃないのだろう。
彼の体も腕も指も髪も足も目も口も舌も鼻も耳も喉も脳も内臓も、
心だって、
オレは欲しい。
「お願い」
縋るように、ティーダがオレの腕を抱く。
「なんだ?」
お願いだって?
いいぜ。
かわいいティーダの頼みなら、なんでも聞いてやるよ。
――オレに叶えられるものなら。
「スコールを、殺さないで」
「 」
心が、黒い感情で満たされていく。
この状況でも、まだ雨を忘れないのか。
どうせ彼は白紙の絵本に戻ってしまうのに。
王子だと追いかけても、別の物語に逃げてしまうのに。
「…」
もう、
終わりにしよう。
「わかったよ」
二人を取り巻く悲劇。
「スコールは殺さない」
オレが終わらせてあげよう。
「だからオレの言うことを聞くんだ」

連絡用のデジョンで時の魔女に言葉を送る。
といっても、手紙を出すだけだ。
送信完了を確かめることなく、オレはティーダの唇に自分のそれを重ねる。
忘れさせてやる。
雨のことなんか、あいつのことなんか。
オレに惹かれればいい。
もうあいつになんか会わせない。
あっちから来たならその時こそオレが始末する。
誰にも渡さない。
こんなに愛してるんだ。
ずっと恋しかった。
こうして触れたかった。
こうして一緒になりたかった。
それなのにどうしてこんなに時間がかかってしまったのだろう。
どうしてあいつばかり彼を手に入れられたのだろう。
オレの方が愛してるのに憶えてるのに恋い焦がれていたのに愛していたのに
「バッツ」
オレのより一回り小さい手がオレの頬に触れる。
「どうして、泣いてるッスか」
はたはたと、小さな雫が押し倒した彼の頬に落ちる。
それが自分の頬を伝い落ちたものだと理解するのにしばらくかかった。
久しく涙なんて流していなかったのに。
どうして、それが今。
「ティーダ」
愛する人の名を呼ぶと、それはさらに溢れた。
そうだ。
「愛してる」
だから、涙が流れるんだ。
あいつが羨ましかった。
疎ましかった。
憎かった。
勝てる気がしなかった。
オレは記憶を持って再生するのに、いつもあいつがティーダを手に入れて。
どうして、と誰にともなく心で尋ねた回数は何回だったか。
二人の間に見えない絆がある気がした。
それを消したかった。
自分とティーダの間に欲しかった。
記憶以外で、何で結ばれるというの。
深い口付けを、ティーダは抵抗せずに受け入れる。
それは、一体どうして?
スコールを殺させないため?
それとも、オレへの同情?
もし、
オレの気持ちを受け入れてくれたなら、
ありえないけど、そうだとしたら、
その時オレはどんなに幸せなんだろう。
「ティーダ」
もう、そんなこと考えるのをやめた。
感情が暴れだす。
欲が溢れて、心を満たす。
彼のすべてが欲しい。
もう止まらない。
手が服の中に滑り込むと、小さく震える。
ちょっと痛くすれば、痛みに耐えるためにオレの腕を掴む。
そんな彼が愛しすぎて。
「…バ……ツ」

「もう放さない。ティーダ、オレのモノになって」

彼の唇が紡いだのが、オレの名かあいつの名か、もう聞き取ることはできなかった。










某歌ロイドの曲をイメージしながら書いたらなんだこれな感じになりました(爆)
続くかもですが…続かないかもです(←ちょ)
バッツがティーダ大好きすぎればそれで幸せですww←
それでは、お読みいただきありがとうございましたー!!

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